「親子で取り組むゆめポッケ」 2019年のキャンペーン終了

「親子で取り組むゆめポッケ」のキャンペーン期間が8月31日に終了した

紛争や迫害で傷ついた世界の子供たちのために、立正佼成会の小学生、中学生がおもちゃや文房具を手作りの袋(ゆめポッケ)に詰めておくる「親子で取り組むゆめポッケ」(青年ネットワークグループ主管)のキャンペーンが8月31日、終了した。6月1日からの期間中、各教会の自主計画に基づき、配付地域をはじめ世界の現状を学ぶ学習会や、各家庭を中心とした親子でのゆめポッケ作りが進められた。

宮田教会は8月17日、ゆめポッケ132個を持ち寄り、教会道場で発送セレモニーを開催した。少年部員、青年婦人部員ら58人が参加。セレモニーの全ての役を少年部員が務めた。当日は、司会の男子少年部員(11)が、ゆめポッケの意義と目的を説明。その後、部員たちの真心が込められたゆめポッケをご宝前に供え、配付地域の子供たちへ無事に届き、子供たちを笑顔にすることを願い、全員で読経供養を行った。

持ち寄ったゆめポッケをご宝前に供え、読経供養を行った(写真提供=宮田教会)

次いで、ゆめポッケが実際に配付される様子を紹介するDVDを観賞した後、ゆめポッケの梱包(こんぽう)作業に取り組んだ。部員たちは、文具やおもちゃでいっぱいになった袋を一つ一つ丁寧に箱に詰め込んだ。女子少年部員(6)は、「ポッケを箱に詰める時、(DVDで見た)受け取って喜ぶ子たちの顔が思い浮かんで、うれしい気持ちになりました」と話した。

なお、これに先立つ7月13日には、小学校高学年20人を対象に、紛争や対立の中で暮らす子供たちの状況を学ぶ学習会を教会道場で実施。参加者はその感想を各家庭で家族に伝え、一緒にゆめポッケの中身について考えた。