平成30年次「壮年(ダーナ)総会」 自分と教えを信じてそれぞれが行動を決意

9月30日に大聖堂で行われた「80周年ダーナにぎわい総会」。感動的な意見発表の場となった

『やってみようぜ、壮年布教! つながろう ありのままの心で~新しい ☐ ☐ ☐がみつかるかも!?~Let’s Move!!』をテーマに、平成30年次「壮年(ダーナ)総会」が9月29、30の両日、東京・杉並区の大聖堂など本部施設を中心に開催された。台風24号の影響で交通機関が大きく乱れ、北九州、四国、近畿支教区などの教会が参加を見送る中、全国187教会の壮年部長をはじめとする壮年リーダー518人が参集。参加者は、代表者による家庭や職場での教えを生かした取り組みの発表や、総会での意見交換を通して壮年の役割を確認した。

29日のセレモニーの冒頭、大聖堂に集った壮年リーダーを前に川端健之理事長があいさつ。参加者を代表して豊橋教会壮年部員(52)が体験説法に立ち、教会での研修講師や清掃奉仕などを通して自らの心を見つめ直し、職場や家庭で教えを実践できるようになれた喜びを発表した。

次いであいさつに立った庭野光祥次代会長は、当日の天候に触れ、嵐に向かって歩む姿は「壮年の生き方の象徴のような気がします」との言葉で歓迎の意を表した。その上で、それぞれが具体的に一歩を踏み出すことで、仏から大切なことを教えられると語り、実践の大切さを全員で分かち合った。この後、参加者は、関東1都7県の受け入れ教会へ向かい、教会の枠を超えて交流を深めた。

30日には「80周年ダーナにぎわい総会」が催された。席上、壮年たちは「功徳」「夢」「友」「慈悲」など個々が導き出したキーワードを発表しながら、信仰生活によるそれぞれの「気づき」などを語り、参加者全員で思いを共有した。

※平成30年次「壮年(ダーナ)総会」の詳細は、「佼成新聞」10月7日付をご覧ください