西日本豪雨 浸水した会員宅でのボランティア始まる

7月14日、宇和島教会、須崎教会の会員有志が冠水した会員宅で片付け作業を行った

西日本を襲った集中豪雨の犠牲者は210人、家屋被害は2万8000棟を超えた(総務省消防庁発表=7月16日現在)。立正佼成会本部は被害の甚大な地域に職員を派遣し、各教会などと連携して被害の情報収集を行うとともに、支援体制を整え、救援物資の供給を行っている。

西日本豪雨の爪痕が残る宇和島市吉田町

西日本豪雨から1週間以上が経過した7月14日、宇和島市吉田町御殿内地区の浸水被害を受けた会員宅を須崎教会と宇和島教会の会員18人が訪れ、猛暑の中で片付け作業に取り組んだ。住居に入り込んだ土砂を取り除き、浸水して使えなくなった家財を搬出した。

同日、呉教会では、本部から派遣された職員と同教会会員が、特に被害の大きかった安芸郡坂町小屋浦地区、江田島市内で、翌15日には、呉市の警固地区、倉橋町で、被災した会員に支援物資を配布した。

尾道教会の壮年らが生活用水を断水の続く地域に運んだ(写真提供・本会教務部)

また、尾道教会の壮年部員は15日、断水の続く三原市本郷地区の被災会員宅に、生活用水を運んだ。13日には、岡山教会から倉敷教会に備蓄用の水が届けられた。

【あわせて読みたい――関連記事】

西日本豪雨 各地で炊き出しや水の搬送