マラウイの子どもたちの未来を紡ぐ「学校給食プロジェクト」 本会一食平和基金運営委 現地を視察

現地小学生の声

ワルソンゴ・スークワさん(18) チャバ小学校8年

今は給食のおかげで、勉強に集中できていますが、以前は空腹で学校に行けないときもありました。学校に通えなかった時は、学校を休んだこと、勉強ができないことが悲しく、とてもつらい気持ちでいました。2年前にお母さんが亡くなり、男手一つで育ててくれているお父さんが、学校の制服を整えてくれたりして、大変な思いをしていることを知っています。お父さんのためにも、小学校を卒業する時に成績優秀者となれるよう、毎日一生懸命に勉強します。

ヒルダ・ムスークワさん(10) チェンド小学校4年

本当は毎日学校に行きたかったけど、家に食べる物がなくてお腹がすき過ぎて動けず、給食が始まる前は、週に3日ぐらいしか学校に通えませんでした。学校を休んで家にいる時は、お母さんが近所の農作業を手伝ったお金で何か食べ物を買って帰ってくるのをじっと待つばかりでした。でも今は、一日も休むことなく学校に行けています。学校で、給食の前に友達といっぱい遊ぶのが大好き! 将来は看護師になりたいので、勉強も頑張りたい。