本会青年部創部70周年 未来を担う若者たちが結集

各国青年宗教者と共に署名活動やボランティア

諸宗教対話協力による世界平和への取り組みも活発に行われた。1970年に京都で開催された第1回WCRP(世界宗教者平和会議)世界大会では、学林生ら青年がボランティアに尽力。その後の世界大会でも青年が、分科会への参加をはじめ宗教者との交流に臨んだ。2006年の第8回世界大会(京都)では、事前に行われた青年世界大会を含め、本会からも多くの青年がボランティアとして大会の運営を支えた。

2010年には、世界各国の青年宗教者と共に、軍縮への取り組み「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」に参画。約1年間にわたり、全国の青年たちが署名活動に取り組んだ。

「ARMS DOWN! 平和祈願供養」1000万の署名達成

また、フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体)のメンバーとの交流も長年続けられている。08年からは青年交流の機会が設けられ、14年に初めて、日本で「フォコラーレ大志・交流会」が開催された。

一方、国際支援として1994年に旧ユーゴスラビアの子供たちを支援する「愛のポシェット運動」に参画。99年には、本会独自の活動として「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(現・親子で取り組むゆめポッケ)を新たにスタートした。現在も全国の小学生、中学生が家族と共に活動に取り組んでいる。

少年部員が自らの“ゆめ”を専用の便箋にしたため、大聖堂(東京・杉並区)のご本尊像の下に奉納する「ドリームカプセル」がスタートしたのは2006年。それから10年を数えた16年11月には、「青年幹部会」の席上、「オープンセレモニー」が行われ、取り組みは毎年、継続して実施されている。

※青年部創部70周年に寄せた、中村記子習学部部長の談話と、写真は、7月28日付「佼成新聞」(紙面版)をご覧ください