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WCRP日本委員会 第26回評議員会を開催
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の第26回評議員会が6月23日、奈良市の華厳宗大本山東大寺総合文化センターで開催された。戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)が招集し、評議員7人(オンライン参加含む)が出席した。同日本委会長を務める立正佼成会の庭野日鑛会長が欠席したため、同日本委評議員の杉谷義純師(天台宗妙法院門跡門主)が議長を務めた。
WCRP日本委 「人身取引反対世界デー」を前にオンライン学習会
国際労働機関(ILO)など3団体が発表した報告書によると、2021年時点での強制労働被害者は世界で約2800万人に上る。この中には、日本で経済的、性的な搾取に遭った人々も含まれる。こうした状況への理解と関心を深めるため、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会人身取引防止タスクフォースは7月1日、オンラインで学習会を開催した。宗教者ら約90人が参加した。
平和への“雰囲気づくり”に挑戦するバチカン外交――教皇特使のモスクワ訪問(海外通信・バチカン支局)
ローマ教皇フランシスコは6月30日、バチカンで、正教会のコンスタンティノープル(現トルコ・イスタンブール)エキュメニカル総主教府使節団と面会した。この中で教皇は、「キリストの弟子として、戦争を廃絶できないと諦めて受け入れることはできず、皆が共に平和構築のために努力していく義務を有する」と述べ、「この悲劇的な戦争(ウクライナ侵攻)は、正義にかない、平和と安定に向けた道程を想定、実現するための創造的な努力を求めている」と訴えた。
川内教会会員が池上本門寺を訪問 菅野貫首と面会
立正佼成会川内教会の会員約80人が6月30日、日蓮宗大本山池上本門寺(東京・大田区)を訪れ、菅野日彰貫首(日蓮宗管長)と面会した。本会本部渉外グループのスタッフ、地元大田教会の会員が受け入れを務めた。
玉仏寺住職で中国佛教協会副会長の覚醒法師ら一行が来会 庭野会長と懇談
立正佼成会の庭野日鑛会長は6月19日午前、中国・上海にある玉仏寺の住職で、中国佛教協会副会長を務める覚醒法師と、同行する同寺副執事長の僧侶ら一行5人の訪問を受けた。法輪閣(東京・杉並区)で、30分にわたって和やかに懇談した。本会から佐藤益弘常務理事、和田惠久巳総務部部長が同席した。
日中平和友好条約締結から45年 中国佛教協会の訪日代表団が来会
1978年に日中平和友好条約が締結されてから今年で45周年を迎えることから、6月5日から9日まで、国内で記念行事が開催された。これに合わせ、中国佛教協会の宗性副会長(四川省文殊院住職)を団長とする代表団の18人が来日した6月4日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪問した。
明社「第23回通常総会」 令和5年度事業計画を発表
立正佼成会が協力団体として参画するNPO法人明るい社会づくり運動(明社)の「第23回通常総会」が6月18日、佼成図書館視聴覚ホール(東京・杉並区)で開催された。大石雅也理事長、澤田晃成常務理事(本会参務)をはじめ、理事を含む全国の運営会員53人(委任状提出者、書面表決者を含む)が出席した。
「国連安保理が満場一致で採択した“人類友愛決議案”」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
国連安保理が満場一致で採択した“人類友愛決議案”
ウクライナ侵攻と、米・中国間での新たな“冷戦”によって分断された世界を反映するかのように、常任理事国が相互に拒否権を行使することで、国連安全保障理事会は完全な機能不全に陥っている。人類が二つの世界大戦による廃虚から立ち上がるために制定された国連憲章の精神を尊重、実行し、世界の安全保障と平和を促進するために創設された最重要機関が今、身動きできなくなり無力化しているのだ。
学林のウェブサイトがリニューアル グローバルトレーニングセンターとしての取り組みを発信
創設者である庭野日敬開祖の「世界の佼成会たらん」という願いを受け継ぐ立正佼成会の学林は、「実践的仏教」「宗教協力」を柱とするグローバルトレーニングセンターとして、世界に貢献する人材を育成する。建学の精神と世界的な視点に立てるリーダーの育成に向けた取り組みを発信する学林のウェブサイトが、6月1日にリニューアルされた。