WCRP/RfP日本委と新宗連 熊本地震の被災者に癒やしと安らぎを届けるラジオ番組「こころのハーフタイム」放送中

収録に臨んだ中村部長。熊本地震の発生後に本会が取り組んだ支援活動を紹介し、支え合う大切さを語った

熊本地震で被災した人々に、癒やしと安らぎを届けるラジオ番組「こころのハーフタイム」(熊本シティエフエム、79.1MHz)が昨年11月から同県内で放送されている。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会と新日本宗教団体連合会(新宗連)の共同制作によるものだ。7月6日には、第18回放送分の収録が熊本シティエフエム内のスタジオで行われ、立正佼成会の中村記子習学部部長が出演した。

同番組は、WCRP/RfP日本委と新宗連に加盟する教団の宗教者が、被災者の心に寄り添うことを願い、スタートした。毎回、宗教者が出演し、現地で触れ合った被災者の心情や様子、支援の取り組みなどを、パーソナリティーを務める同日本委スタッフの有路誠市郎氏と対話形式で伝えている。毎月第2、第4土曜日に放送され、6月の放送分までで16人が出演した。

7月6日、収録に臨んだ中村部長は、震災発生後、本会熊本教会道場に近隣住民約200人を受け入れ、多くの住民から、感謝の言葉をつづったメッセージが寄せられたことを紹介。また、昨年5月15日に実施した「青年の日」に、九州各教会の青年部員ら約200人が熊本県内の会員宅でがれき撤去などに取り組んだ様子に触れ、宗教者としての自らの思いを伝えた。

収録を担当する熊本シティエフエムの長生修営業部長は、「ゲストのお話が毎回素晴らしく、私自身、涙が出そうになりながら収録したこともありました。宗教・宗派は違いますが、被災された方々に寄り添うお心は皆さん同じだと感じます。放送を聴き、元気をもらっている人も多くいらっしゃいます」と語った。

中村部長が出演した収録は、7月22日10時から放送される。受信圏外の人も、熊本シティエフエムのウェブサイト(http://fm791.jp/index.htm)から聴くことができる。また、これまでの放送分は、新宗連のウェブサイト(http://www.shinshuren.or.jp/page.php?id=354)で聴くことができる。

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  • 【番組名】こころのハーフタイム
  • 【放送局】熊本シティエフエム(79.1MHz)
  • 【放送日】毎月第2、第4土曜日 10時から10時半(第1、第3水曜日に再放送) ※中村部長が出演した収録は、7月22日10時から放送予定