明るい社会づくり運動 第17回通常総会
NPO法人「明るい社会づくり運動」の「第17回通常総会」が6月17日、東京・中野区の中野サンプラザで行われた。理事を含む全国の運営会員ら31人が参加。協力団体である立正佼成会からは、同運動の常務理事を務める沼田雄司参務が出席した。
当日は、砂川敏文理事長(前帯広市長)が講演に立ち、1969年に発足した同運動の歴史に触れながら、「50年前と今とでは、社会のニーズは移り変わっています。私たちも社会を明るくするため、地域の状況を把握し、人々の声に耳を傾け、活動に尽力しましょう」と、会員を激励した。
続いて、平成28年度の事業と収支報告が審議を経て、承認された。この中で、昨年発生した熊本地震を受け、同県内の社会福祉協議会を通して、仮設住宅の集会所に児童書を贈呈したことのほか、全国の地区明社の活動が紹介された。
この後、今年度の事業計画、予算が報告され、東日本大震災の復興支援事業を引き続き実施する方針が確認された。さらに、2019年に同運動の提唱50周年を迎えるに際して、特別記念事業の実施計画が発表された。