妙智會 宮本新會長就任祝賀会 庭野会長が祝辞(動画あり)

祝賀会で祝辞に立つ庭野会長
妙智會教団の宮本惠司法嗣が古希を迎えた3月20日、第三代會長に就任した。24日には、オークラ東京で就任祝賀会が開催され、本会から庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長が出席。熊野隆規理事長、和田惠久巳総務部長ら教団役職者も多数参列した。
宮本新會長は1956年3月20日、東京・渋谷区に生まれる。2002年に教団理事長に就任。13年に法嗣となる。社会活動にも積極的に取り組み、第二代會長が開教40周年を機に提唱した、世界の子どもたちのいのちを守るための「ありがとう基金」(ありがとうインターナショナル)を引き継ぎ、展開してきた。新日本宗教団体連合会(新宗連)や、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)などを通じて諸宗教対話・協力にも尽力。現在、新宗連常務理事、WCRP/RfP日本委員会顧問の要職にある。
祝賀会には、国内外の諸宗教者をはじめ識者や議員、関連企業、妙智會教団幹部など合わせて約250人が出席した。祝宴で祝辞に立った庭野会長は、妙智會と本会が共に法華経を所依の経典とする「兄弟教団」であると紹介した。その上で、自身がWCRP日本委理事長を務めていた際、宮本新會長が事務総長として実務を担ってくれたと話し、中でも2006年の京都大会では、2000人におよぶ諸宗教者を共に迎えた思い出を懐かしんだ。
また、自身と宮本新會長の誕生日が同じ3月20日であると説明。互いの魂を成長させる使命を持ち、人生を共に歩んでいく相手であると述べ、「今後も、互いに学び合い、助け合いながら、平和への歩みを進めてまいりたい」と語った。最後に、宮本新會長が教団の名のごとく「妙智」を働かせ、時代に沿った変化を遂げながら「力強く前進していかれることを念願してやみません」と、今後への期待を込めて祝意を伝えた。