中国佛教協会の一行が来会 庭野会長と面会(動画あり)
「第24回日中韓仏教友好交流会議 日本身延山大会」が10月30日、日蓮宗総本山身延山久遠寺(山梨・身延町)で開催された。これに合わせて来日した中国仏教代表団の一行77人が11月1日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、庭野会長と面会した。
当日、団長を務める中国佛教協会の演覚会長ら一行は、大聖堂で行われた「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典に参加した後、一乗宝塔を参拝。その後、演覚法師、代表団副団長で同協会副会長の心澄法師、宗性法師、静波法師、則悟法師、同協会秘書長の隴興師の代表6人が法輪閣で庭野会長と懇談した。本会から、日中韓国際仏教交流協議会常任理事で事務局次長の澤田晃成参務、和田惠久巳総務部長らが同席した。
懇談では、冒頭、庭野会長が「ようこそおいでくださいました」と歓迎の言葉を伝え、身延山大会の様子について尋ねた。これに対し、宗性法師が返答し、日中韓の会議は庭野日敬開祖とも親交の深い趙樸初師が生前に始めた意義深い会議で、同協会メンバーも喜びで参加したことを報告した。
また、庭野会長は7年前の2017年に北京市を訪れた思い出を述懐。広済寺を参拝し、演覚法師に笑顔で迎えられたことや、雲南省の昆明を訪れたことなどを振り返った。
演覚法師も、今回の来日で本会を訪問できたことを喜び、「会長先生とお会いでき、元気なお姿を見られてうれしい」と伝えた。さらに、仏教教団として世界の宗教と協力して平和のために活動する本会の姿勢をたたえ、「われわれも、趙樸初師の遺志を受け継いで、皆さんと一緒に平和を目指していきたい」と呼びかけた。
その上で、同協会と本会には深い縁があるとし、「今後も佼成会さんとの交流を続けていきたい」と語った。庭野会長も「もちろん、こちらこそよろしくお願いいたします」と返答した。