普門チャリティーコンサート 東日本大震災の被災地復興を願いTKWOがサーカスと共演

『未来へ――手をたずさえて』をテーマに、「東京佼成ウインドオーケストラPresents 第5回普門チャリティーコンサート」(佼成文化協会主催)が6月3日、東京・中野サンプラザで行われた。会員、市民約1800人が参集した。

同コンサートは、東日本大震災の被災地復興支援を目的とし、入場料の一部は、中野、杉並の両区と災害時相互援助協定を結ぶ福島・田村市、南相馬市に寄託される。

鈴木協会長から田村市と南相馬市の代表者に支援金の目録が手渡された

当日は開演に先立ち、オープニングセレモニーを実施。川崎亨中野区副区長、森雅之杉並区区民生活部長臨席のもと、鈴木紳雄協会長から皮籠石直征田村市副市長、阿部貞康南相馬市教育委員会教育長の両氏に支援金100万円の目録が手渡された。この後、4自治体の代表があいさつに立った。

公演の第一部では、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のミュージックアドバイザーである藤野浩一氏の指揮により、TKWOが演奏を披露した。続く第二部では、ボーカル・グループのサーカスを招き、TKWOと共演。「Spain」や「ミスター・サマータイム」など7曲を熱唱した。