仏教発祥の地インドに、立正佼成会の“法の華”ひらく コルカタ支部道場で入仏・落慶式

今日の喜びを胸に さらなる布教へ

ソーマ・デイさん(41)
「入会前の私は周りが何を言っても自分には関係ないと思っていました。ですが、佼成会の法座に参加し、他者に対する心の持ち方が変わりました。法座では、そこに座るサンガ(教えの仲間)を自分の家族だと思い、悲しいこと、うれしいこと全部正直に伝えるように意識しています。すると、みんなが温かく受けとめてくれて、気持ちが軽くなるのです。法座にはいろいろな人がいますが、私も一人ひとりの話を自分事として聴くようにしています。不思議と自分の問題を解決する答えやヒントを頂けます。新道場の落慶を機に、まずは自分の家族、夫や子供たちみんなが佼成会の教えを学び、その次は隣近所の家々に法を伝え、町、市、国と法縁を広げていき、平和な世界を築いていきたいと思っています」

ソナリ・バルアさん(42)
「人生が一日で魅力的に変わったということではありませんが、開祖さまの教え、法華経の教えを自分で少しずつ実践して、今は考え方や見方の変化に気づけるようになりました。日本の本部やタイの南アジア国際伝道センターなどに行ったとき、私たちもいつかこんな立派な教会が持てたらと思っていましたが、今日その夢がかないました。新しい道場では、毎月の会長先生のご法話をただ読むだけではなくて、サンガと共に語り合い、お互いの気持ちを分かち合うようになりたいです」

サムヒタ・バルアさん(40)
「上座部仏教を信仰する家に生まれましたが、上座部仏教では先祖供養をすることがありませんでした。佼成会で先祖供養を学び、先祖のために自分自身で感謝のご供養ができることが、すごくうれしいです。新道場では、みんなで法座をやりたいです。法座は佼成会の一番大事なものといわれているので、毎日の小さな体験や小さな悩みを他のサンガと分かち合っていきたいです」