成田山新勝寺中興第二十二世貫首 岸田照泰大僧正の晋山式 佐藤常務理事が参列

大本堂前庭での「庭儀」に臨む岸田貫首

真言宗智山派大本山成田山新勝寺(千葉・成田市)の中興第二十二世貫首に就任した岸田照泰大僧正の晋山式が4月24日、同寺大本堂で行われた。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として佐藤益弘常務理事が参列。國司恵一郎佐倉教会長が同行した。

岸田師は1954年生まれ。70年に同寺に入寺し、松田照應第十九世貫首のもとで得度した。同寺寺務長など要職を歴任し、橋本照稔第二十一世貫首の遷化に伴い、昨年3月、貫首に就任した。

同寺は本会とも交流が深く、1984年に「弘法大師千百五十年御遠忌」の記念事業として同寺境内に「平和大塔」が建立された際、国家元首や宗教者が平和へのメッセージを献納。庭野日敬開祖もその一人としてメッセージを寄せている。また、本会佐倉教会では、大塔の落慶を記念して始まった「成田山平和大塔まつり奉納総踊り」への参加などを通じて親交を深めている。

晋山式では、「慶祝御練り」「庭儀」が行われた後、大本堂で「奉告大護摩供」が奉修された。