ウクライナの平和を祈願し、全国で会員たちが主体的に行動

長崎教会の会員たちはフォコラーレ運動長崎センターのメンバーと共に、市の繁華街で市民に募金への協力を呼びかけた

ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、立正佼成会の各教会では平和祈願がなされるとともに、即時停戦を訴える取り組みや人道支援の募金などが行われている。

長崎教会は3月19日、カトリックの在家運動体であるフォコラーレ運動(本部・ローマ)長崎センターと、長崎市内で「ウクライナのための平和行進」と「ウクライナ支援募金」を実施した。会員35人は同運動のメンバーと共に長崎市平和公園から日本二十六聖人殉教地までの約3キロを行進。青と黄色のウクライナ国旗に「STOP WAR」「ウクライナと世界に平和を」「核兵器はいらない」などと書いたプラカードを掲げ、「対話で解決を」と市民に訴えた。参加者は行進終了後、イタリアで避難民を受け入れているNGOに協力するための街頭募金を行った。参加した学生部副部長の女性(21)は「ウクライナの人々が置かれている大変な状況を思うと、いても立ってもいられませんでした。一日も早く平和が訪れてほしい」と語った。

高岡教会はウクライナに平和の祈りを届けるため、3月5日に『平和をつくる祈りの手』と題する取り組みを始めた。自身の手形を切り取った折り紙に平和へのメッセージを書き、木の幹が描かれた台紙に手形を花に見立てて貼り付け、「平和の木」を作るというもので、近隣の教会の会員たちも協力した。また、富山・高岡市の越中総鎮守一宮射水神社、高岡關野(せきの)神社の賛同を得て、同25日から両神社の境内にメッセージを貼り付けるボードが設置され、参拝者に「平和の木」への協力が呼びかけられている。青年婦人部長(47)は、「連日、多くの方が手形を寄せてくださり、みんながウクライナの平和を祈っているのだと実感します」と話した。

一方、折り鶴を作り、ウクライナの平和を祈願している教会も多い。松江教会では、青年男子部長(29)が一日に一羽折り鶴を作り、その場面を撮影してSNSで平和の尊さを伝えている。品川教会では平和への願いを込めた千羽鶴を作ろうと、会員たちが協力。各家庭で折られた1200羽以上からなる千羽鶴は、3月20日の春季彼岸会でご宝前に奉納された。

オンラインで平和への思いを共有し、祈りを捧げた教会も見られた。中野教会は3月20日、27日にウクライナ情勢に関するオンラインワークショップを開催。宇部教会は3月20日、オンラインによる「精一杯応援プロジェクト」を行い、青年部員は日本とウクライナの歴史を学び、平和への思いをかみしめた。

このほか、小倉教会では会員たちが自主的にウクライナ人道支援募金を実施。足立教会は、教会駐車場の入り口に「ウクライナに一日も早く平和が訪れますように」と書かれた横断幕を掲げた。萩教会は「NO WAR」「戦争反対」と記した缶バッジを製作し、今後、平和の尊さをアピールしていく予定だ。仙台教会では、会員たちがSNS上につづったウクライナの人々への思いを同教会のウェブサイトに掲載した。

 

(写真は、各教会提供 ※クリックして拡大できます)