「一食ユニセフ募金」実施概要 『すべての人の未来を守りたい』テーマに

©UNICEF/UN0451267/Dejongh

立正佼成会が取り組む「一食(いちじき)ユニセフ募金」の今年の実施概要がこのほど、青年ネットワークグループから発表された。今年も『すべての人の未来を守りたい』をテーマに、各教会や個人・家庭での取り組みが進められるほか、新たに日本ユニセフ協会が実施するオンライン募金への参画も推奨されている。

「一食ユニセフ募金」は、ユニセフ(国際児童基金)を通じて、貧困や紛争などに苦しむ世界の子どもたちを支援するもの。「一食を捧げる運動」の「同悲・祈り・布施」の精神を多くの市民と共有し、思いやりの心をもって共に行動する仲間を増やして平和を実現したい、との願いが込められている。

実施にあたっては、教会や個人・家庭で創意工夫を凝らした活動が推奨されている。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大で街頭募金やチャリティーバザーの実施が難しい状況も踏まえ、今年はユニセフが実施するオンラインによる募金「フレンドネーション」への参画も呼びかけている。

「一食ユニセフ募金」の浄財は、ユニセフと世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会による子どもの保護事業に活用される。同事業では、世界各地の宗教者と連携を図りながら、子どもと女性の保護をテーマに保健・教育サービスの支援、地域に根付く誤った慣習に対して行動変容を促すプログラムなどを実施。同事業のうち、これまでリベリア、シエラレオネ、ミャンマーなどで行われてきた国ごとの事業は終了し、今年からはグローバル事業に集中して取り組む。

実施概要は次の通り。

  • 【テーマ】
    すべての人の未来を守りたい
  • 【実施期間】
    通年実施
  • 【募金の使途】
    ユニセフと世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会による子どもの保護事業
  • 【フレンドネーション】
    ユニセフが実施するクラウドファンディング型の募金。個人のアイデアで自由にプロジェクトを立ち上げることができ、賛同者から集まった寄付金は世界の子どもたちの支援に充てられる。
    ※支援対象をユニセフとWCRP/RfP国際委員会による子どもの保護事業に指定することができます。プロジェクトを立ち上げる際は、必ず事前に青年ネットワークグループまでご連絡ください。また、青年ネットワークグループ主催のオリエンテーションがありますので、ぜひご参加ください
    ◆【第1期】
    3月25日(金)19時~20時30分/4月2日(土)10時~11時30分
    申し込み締め切り 3月18日(金)
    ◆【第2期】
    6月24日(金)19時~20時30分/6月25日(土)10時~11時30分
    申し込み締め切り 6月17日(金)
    ※ウェブサイト「習学ガイド」一食ユニセフ募金のページから申し込みができます
  • 【問い合わせ】
    青年ネットワークグループ TEL03(5341)1661
    ◆詳細はウェブサイト「習学ガイド」をご参照ください
    https://rk-shugaku.org/