「生誕地まつり」代替イベント開催 「生誕地のチカラ! ONLINEメッセージ2021」を配信 十日町市民と本会会員の交流さらに
庭野日敬開祖の生誕地である新潟・十日町市で10月9、10の両日に予定されていた「第45回生誕地まつり」(主催・同実行委員会)が新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、その代替イベントが行われた。10日夕には、エフエムとおかまち制作の番組「生誕地のチカラ! ONLINEメッセージ2021」がインターネットでライブ配信された。十日町市民と本会会員が生誕地まつりへの思いを語り、庭野日鑛会長があいさつした。また、8日から10日まで、同市内で「全国特産品の生誕地バザー」が開催された。
「生誕地まつり」は、十日町市名誉市民の庭野開祖の功績をたたえるとともに、市民と会員が交流を深め、同市の振興・発展に寄与することを目的に開催されている。ただ、一昨年は台風で、昨年と今年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。同市観光協会、商工会議所、「庭野日敬師に学ぶ会」、本会十日町教会など20の地元団体や企業で組織する実行委員会では、これまでの市と本会との交流や市民と会員のつながりを大切にし、来年の生誕地まつりにつなげることを願い、代替イベントを企画した。
番組では、エフエムとおかまちの高野綾子アナウンサーがパーソナリティーを務めた。冒頭、青柳安彦同実行委員会会長(十日町市観光協会会長)があいさつ。『生誕地まつりの記録と記憶』と題した第1部には、同商工会議所の佐野比呂史専務理事が出演し、生誕地まつりの歩みを振り返った。佐野氏は、生誕地まつりが「十日町雪まつり」「十日町きものまつり」「十日町おおまつり」と並ぶ市の四大まつりの一つであり、毎年、全国の会員との間で絆が深められてきた経緯を報告した。
第2部では、市内の商店街店主らによるビデオレターを紹介。この後、木下悦男十日町教会長が司会に加わり、『生誕地まつりの思い出と未来』をテーマにしたトークセッションが行われた。十日町市民代表2人と、本会会員4人が思い出や交流への感謝、今後の抱負などを語った。
番組の最後には、庭野会長があいさつ。「十日町市と立正佼成会との交流は変わることなく、今後も末永く続いていくものと信じます。十日町市の益々のご発展をお祈りし、来年こそは生誕地まつりで皆さま方にお会いできることを楽しみにしています」と述べた。