上越、大館、山形、米沢、福島の5教会で周年記念式典

上越教会

立正佼成会上越教会は昨年、発足60周年を迎え、6月18日、『伝えよう命の尊さ 分かち合おう生きる喜び』をテーマに教会道場で記念式典を行った。中川浩一教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。

続いて、女性会員(31)が体験説法を行った。小学校での長女へのいじめ、夫の手術などで不安を抱えていたが、サンガ(教えの仲間)に気持ちを聞いてもらえたことで、「一人ではない」と思え、前向きになれたと述懐。家族に寄り添うことを心がけ、悩みが解決していった体験を報告し、自分も人の役に立てる人間になりたいと誓った。

この後、泉田佳子・芳澍女学院情報国際専門学校名誉校長がオンラインで講話。会員の質問に回答し、一人ひとりが仏のものの見方を身につける大切さを述べた。

大館教会

立正佼成会大館教会は昨年、発足60周年を迎え、6月20日、『ありがとう60年 つなげよう ふみだそう 未来へ』をテーマに教会道場で記念式典を行った。青年部員による太鼓演奏に続き、宮本佳昭教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。

この後、体験説法に立った青年婦人部長(52)は、息子の17年間に及ぶ闘病生活を述懐。一日一日を懸命に生きた息子が、いのちの尊さを教えてくれたことを発表し、「親孝行な最高の息子」と感謝の思いを語った。

次いで講話に立った宮本教会長は、自分が幸せになるためには、人の善き縁となり、相手の幸せのために努めることが大切と述べた。

なお、この日の映像が後日、3回にわたって教会道場で披露される。

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