佼成カウンセリング研究所 第24期カウンセラー養成講座入講式

國富理事長

佼成カウンセリング研究所による「第24期カウンセラー養成講座」の「入講式」が4月25日、東京会場(午前)、大阪会場(午後)に分かれ、それぞれオンラインで行われた。東京会場では66人、大阪会場では43人の入講生が参加した。

同講座は2年ごとに開講。第24期は昨年に開講予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1年延期された。今年の同講座は全てオンラインで実施される。

当日は、吉田容子所長のあいさつに続き、入講生を代表して東京会場では立正佼成会鹿沼教会会員(65)、未会員(45)、大阪会場では滋賀教会会員(65)、未会員(57)が受講にあたっての心境を発表した。

この後、教団を代表して國富敬二理事長があいさつ。傾聴を通して人の善き縁になるためにも、まず自分自身が常に「内省」を心がけ、自分の気持ちを見つめて、自身を深く知ることが大事と強調した。その上で、毎日就寝前に、その日に感じた喜びと、悲しみや怒りをそれぞれ一つずつ振り返り、なぜそうした気持ちが湧いたのかを探るようにしていた自身の体験を紹介。「そのような内省を重ねていくと、自分のネガティブな気持ちに向き合うのが怖くなくなり、自分の心をはっきりとつかめるようになります」と述べ、入講生を激励した。