杉並区の新型コロナウイルスワクチン接種に協力 法輪閣の一部施設と駐車場を貸し出し
立正佼成会の法輪閣第五会議室と地上駐車場が5月から11月30日まで、新型コロナウイルスワクチンの接種会場として東京・杉並区に貸し出されることになった。杉並区からの要請に応えたもの。
教団本部は今年2月、ワクチン接種会場となる場所を探していた杉並区から協力の要請を受けた。即日、「新型コロナウイルス感染症対策本部」(本部長=國富敬二理事長)で検討され、同ウイルス感染症の早期収束と地域社会への貢献を願って協力する方針が示された。その後、本部総務部と同区保健福祉部とで本会の貸し出し施設や、その利用に関する調整が重ねられ、4月、正式に貸し出しが決定した。
4月15日に杉並区のウェブサイトに発表された情報によると、5月17日から法輪閣を含めた5会場で65歳以上の区民を対象にしたワクチン接種がスタートする。法輪閣では土曜、日曜、祝日も実施される。
これに伴い、5月1日から11月30日まで、会員や職員の法輪閣地上駐車場の利用は中止となる。