使いやすくなった「習学ガイド」(旧・「習学部 教育活動ガイド」) 「習学」を深め、より良い人生を送る一助に
立正佼成会習学部の各種教育・活動を紹介するウェブサイト「習学部 教育活動ガイド」が4月1日、「習学ガイド」と名称を変え、装いも一新された。「習学」の意味合いをかみしめることに重点が置かれ、教育・活動の内容を閲覧する際の利便性を高めたのが特徴だ。サイトを通して、自ら学びたい教育を選び取り、生活の中で「習学」を深めることで、より良い人生を送る一助となることが期待される。
習学部では、教団創立100年に向けた「基本構想」にある「人材育成――人を植える」という根本命題を踏まえ、さまざまな教育や活動を通して、会員一人ひとりの救いと、主体的に学び実践する人材の養成に取り組んでいる。
その一環として一昨年、習学部に属する5グループ、2研究機関を中心とした各種教育・活動の内容を体系的にまとめた「習学部 教育活動ガイド」を作成。併せて、同ガイドのウェブサイトを開設し、本部と教会、会員との情報交換のツールとしてきた。
今回のリニューアルでは、サイト名を「習学ガイド」に変更。新たにロゴも作成し、「つながる、うごく。」のキャッチコピーがつけられた。サイトは全体的に明るく、親しみやすい印象を重視。トップ画面の最上部には、教育の受講者をイメージした8パターンのスライドショーが切り替えで表示される。
メインメニューのうち、「教育を探す」では、「対象別」(教育の対象者)、「習学別」(習学の種類)、「担当別」(教育の担当部署)の三つのカテゴリーから教育を確認できる。検索機能も設けられ、キーワード入力や、条件の絞り込みによって、各自の置かれた立場や状況、抱える悩みなどに応じた教育が一覧表示される。
各種教育・活動の内容は、文章や写真、動画などによって詳しく紹介されている。問い合わせや申し込みも、画面上から直接できるようになった。
また、カレンダー機能も新設。教育・活動の実施日や、忘れがちな申込締め切り日などをカレンダー上で確かめられる。検索やカレンダーの利用法は、「使い方ガイド」で分かりやすく説明。スマートフォン、パソコンそれぞれの使用法が紹介されている。
さらに、教育・活動の最新情報も随時、トップページなどで確認できる。
今後は、日常生活に即した、仏教に関する動画やコラムなども紹介する予定。会員だけでなく、多くの人が仏教に関心を持ち、「習学」のきっかけとしてもらえるような企画を準備している。
同サイトは、本会ウェブサイトの「会員用ページ」からも閲覧できる。
習学部では「『習学』に込められた究極のメッセージは、“いのちの尊さ”への気づきです。その気づきを得るための一助となるような教育・活動を、新たなウェブサイトを通してご紹介していきます。また、今後も皆さんの要望や、時代の求めに応じた新たな教育のあり方を模索していきます」とコメントを寄せている。
習学ガイド https://rk-shugaku.org/