WCRP日本委 第34回理事会・第21回評議員会 創設50周年記念式典の内容を決定

理事会、評議員会は法輪閣を会場に、オンラインで各参加者をつなぎ行われた

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第34回理事会・第21回評議員会」が1月25日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で行われた。植松誠理事長(日本聖公会主教)をはじめ理事18人、評議員7人(オンラインでの参加者含む)が出席。立正佼成会から同日本委会長で、評議員会議長の庭野日鑛会長、同理事の國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)が参加した。

理事会では平和の祈り、植松理事長の開会挨拶に続き、「日本委員会人事」「2021年度事業方針・事業計画」など10の議案を審議。全ての事項が認められた。その後、植松理事長が招集した評議員会での審議を経て、承認された。

人事に関して、新たな評議員に水尾寂芳比叡山延暦寺執行が就き、小堀光實前比叡山延暦寺執行が退任。理事には、小林龍雄大本本部長と阿部昌宏天台宗宗務総長が就任し、鈴木穎一前大本本部長と杜多道雄前天台宗宗務総長が退任した。

2021年度の事業計画については、新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年から今年に延期されたWCRP/RfP創設50周年記念式典の内容を確認。『Our Heart for All Beings~宗教協力の新たな扉~』をメーンテーマとし、11月24日に京都市の国立京都国際会館での開催が決まった。式典の再延期はせず、同ウイルスの流行状況によっては規模の縮小やオンラインでの開催も考慮すると報告された。

また、同ウイルスの影響で同様に延期となっていたアジア宗教者平和会議(ACRP)の第9回大会の開催も決定。10月20日から22日まで、東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われる。

この後、報告事項に移り、法人業務や国際事業、特別事業部門(タスクフォース)、常設機関から今後の予定や取り組みが説明された。