TKWO第150回定期演奏会 約7カ月ぶりの公演に約700人が来場

4人のサクソフォン奏者が、躍動感あふれる演奏を披露した

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「第150回定期演奏会」が10月3日、東京芸術劇場(東京・豊島区)で行われた。新型コロナウイルスの流行以降、予定していた公演が見送られてきた。

タクトを振る沼尻氏

約7カ月ぶりとなる演奏会には約700人が来場。感染対策として観客は1席ずつ間隔を空けて着席した。

指揮者は、沼尻竜典氏。「吹奏楽のための『クロス・バイ マーチ』」「三つのジャポニスム」など、4曲が披露された。この中で、吹奏楽版「カルメン・ラプソディ~サクソフォン クヮルテットと吹奏楽のための~」は初演となる。田中靖人氏(TKWOコンサートマスター)、栃尾克樹氏、林田祐和氏、松井宏幸氏が「サクソフォンクヮルテット」を組み、躍動感あふれる演奏を行った。