明るい社会づくり運動 新理事長に秋葉前広島市長

立正佼成会が協力団体として携わるNPO法人「明るい社会づくり運動」(明社)の理事長に、前広島市長で、同法人理事の秋葉忠利氏が7月1日付で就任した。前理事長の砂川敏文氏の任期満了による退任に伴い、選任された。

秋葉氏は、1966年に東京大学理学部数学科を卒業し、68年に同大学院修士課程を修了した。米マサチューセッツ工科大学大学院博士課程を修了後、ニューヨーク州立大学、タフツ大学、広島修道大学、広島大学などで教壇に立った。

80年代に世界のジャーナリストを広島、長崎両県に招待し、被爆の実相を伝える「アキバ・プロジェクト」を創設し、10年以上にわたり運営に携わった。90年から約10年にわたって衆議院議員、99年から2011年まで広島市長を務めた。この間、平和市長会議(現・平和首長会議)の会長などを歴任した。