新宗連第29期第3回理事会が本部施設で 北朝鮮の日本人拉致問題に関する学習会の実施などを承認
新日本宗教団体連合会(新宗連)の第29期第3回理事会が2月22日、法輪閣(東京・杉並区)で開催された。理事、各総支部の会長、オブザーバーら57人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、川端健之理事長(同常務理事)をはじめ、各総支部の役員を務める教会長らが出席した。
大聖堂での正式参拝後に行われた理事会では、議長を務める保積秀胤新宗連理事長(大和教団教主)があいさつ。次に、各委員・機関から今年度の事業報告が行われ、熊本地震における災害弱者のケアに関する調査・研究、「西原村Rebornネットワーク」への支援といった「平成28年熊本地震・第3次復興支援活動」をはじめ、各種学習会の実施状況などが伝えられた。
続いて、平成29年度事業計画案、同予算を審議。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致問題への取り組みを重点課題の一つに掲げ、各総支部・協議会で学習会を実施することが提案された。このほか、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)による第52回「8・14式典」の開催や比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い2017」への協力、定款の変更などが示され、いずれも承認された。