TKWO 東京芸術劇場で今年初の定期演奏会

今年、楽団創立60年を迎える東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「第147回定期演奏会」が2月15日、東京・豊島区の東京芸術劇場で開催され、約1100人が来場した。

今回のプログラムは、D・ショスタコーヴィチの作品で構成された。TKWO特別客演指揮者で、ショスタコーヴィチが生前に絶大な信頼を寄せたトーマス・ザンデルリンク氏が指揮を務めた。

前半の部は、大橋晃一氏の新編曲による「祝典序曲」で始まり、J・デ・メイ氏編曲の「ジャズ組曲 第2番」を披露。後半の部では伊藤康英氏編曲による「交響曲 第5番『革命』」を演奏し、歓声と拍手に応え、ショスタコーヴィチ作曲の「バレエ組曲『ボルト』」から「荷馬車引きの踊り」(大橋晃一氏編曲)をアンコールとして奏でた。

演奏会終了後には「2019-2020シーズンファイナルパーティー」が開催された。約40人のTKWOサポーターは、ザンデルリンク氏や団員と懇談。合間には団員によるアンサンブルが披露された。