本会一食平和基金 地震被災者を支援するミンダナオ子ども図書館へ 活動拠点の修繕に200万円

地震で被害を受けた「ミンダナオ子ども図書館」の施設(写真=MCL提供)

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、昨年10月、12月にフィリピン・ミンダナオ島で発生した大地震の被災者の救援を続ける「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)に対し、200万円の支援を行った。

同島では、昨年10月からマグニチュード6を超える大きな地震が計4回発生し、土砂崩れや建物の倒壊などで多くの人が被害を受けた。同運営委員会は昨年11月、地震発生直後から被災した地元住民に対する炊き出しや衛生用品の配布、子供への絵本の読み語りなどを行うMCLに支援金を寄託した。

一方、10月の地震ではMCLの活動拠点も大きな被害を受け、スタッフはテントで生活しながら被災者の救援活動を続けてきた。こうした事態を踏まえ、同運営委員会はMCLに200万円の支援を決定。浄財は、同団体の活動拠点の修繕に充てられる。