佼成学園アメフット部 クリスマスボウルで準優勝

横浜スタジアムで高校アメフットの頂点を決めるクリスマスボウルが行われ、佼成学園高校「ロータス」が健闘した

「第50回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」の決勝戦(クリスマスボウル)が昨年12月22日、神奈川・横浜スタジアムで行われた。佼成学園高校「ロータス」(関東代表)は立命館宇治高校「パンサーズ」(関西代表)と対戦。7対18で敗れ、準優勝の成績を収めた。

昨年と同じ顔合わせとなった一戦は、佼成学園が第2クオーターに先制。しかし直後、相手にキックオフリターンタッチダウンを許すなど反撃を受け、前半を7対12で折り返した。後半は、最終第4クオーターに2本のフィールドゴールを決められ、そのまま逃げ切られた。

試合後、小林孝至監督は、「立命館宇治高校の守備は独特のスタイルで対応が難しく、厳しい展開になりました。試合には敗れましたが、うちのチームのモットーは、良い部分を褒めていくこと。諦めずに最後まで攻め続けた姿勢、この立派な舞台で準優勝できたことが素晴らしかったと選手たちに伝えます」と語った。

なお、この試合で同校RBの北原健作選手(3年)が敢闘賞に選ばれた。

また、公益社団法人・日本アメリカンフットボール協会はこのほど、アメリカンフットボールU-19日本代表監督に同校の小林監督が就任すると発表した。小林監督は7月に米国で行われるU-19世界選手権で指揮を執る予定だ。