【浜田教会】 教会発足60周年記念式典

『ありがとう60年 翔(と)び出そう未来へ~サンガの絆~』をテーマに10月20日、立正佼成会浜田教会は教会道場で教会発足60周年記念式典を開催し、991人が参加した。

花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、青年婦人部副部長(43)が体験説法を行った。青年婦人部副部長は、信仰熱心だった父親が知人の借金を肩代わりし、家族が貧しい生活を強いられたことで父親に不満を抱いたことを披歴。父親の死と自身の交通事故を機に教えに触れ、苦の中に自らを成長させる縁があると気づき、信仰の道に導いてくれた父親への感謝を語った。

祝辞を述べる龍雲寺の野原眞承住職

講話に立った佐藤益弘西日本教区長は、『手を合わせる』と題する坂村真民氏の詩を紹介。人間は全ての存在に支えられていると説明し、何事にも合掌、礼拝(らいはい)、讃嘆することが「人間として大切な生き方」と述べた。