新宗連全国総会 国際問題の平和解決願う「祈りのことば」を理事会で承認

新日本宗教団体連合会(新宗連)の今年度の「全国総会」が10月8、9の両日、立正佼成会の大阪普門館(大阪市)などで開催された。理事、評議員、各総支部の会長、オブザーバーら合わせて76人が参加。本会から庭野日鑛会長(新宗連顧問)、川端健之理事長(同常務理事)、中村憲一郎常務理事(同会計委員長)、澤田晃成総務部部長(同評議員)らが出席した。

8日、大阪普門館で行われた「第30期第5回理事会」では、議長を務めた岡田光央理事長(崇教真光三代教え主)のあいさつに続き、各委員会・機関、総支部、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会=SYL)がそれぞれの活動を報告。新宗連青年会からは、9月に台風15号により大きな被害を受けた千葉・館山市、鋸南町(きょなんまち)で、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会との協働災害ボランティアチーム「VOWS(Volunteer of WCRP & SYL)」による支援活動を展開することが説明された。VOWSはこれまでにも、熊本地震や西日本豪雨の被災地域で支援活動を実施している。

審議では、新宗連青年会の規程の改定案、令和2年度事業大綱案などが議論された。この中で、2017年10月の理事会で議決した「北朝鮮情勢の平和解決への祈り」の精神を踏まえ、あらゆる国際問題が「絶対非戦」の精神に基づく対話と協調によって解決されることを祈念する「祈りのことば」が新たに承認された。

また、田澤清喜企画委員長(新宗連理事、松緑神道大和山教主)が、「教化活動懇談会」の取り組みを報告。その上で、同懇談会が、加盟教団の信徒が互いの布教活動について学び合うため、総支部、協議会を中心に各地で実施している目的を踏まえ、今後も各教団が同懇談会の活動に協力していくことが確認された。

翌9日、参加者は大阪天満宮(大阪市)を正式参拝。この後、天満天神繁昌亭に会場を移し、人権学習会が実施された。落語家の桂こけ枝氏が『こけ枝のほのぼの噺――人生互いに思いやり』をテーマに講演し、古典落語「井戸の茶碗(ちゃわん)」を披露した。