【ロサンゼルス教会】 教会発足60周年記念式典

10月6日、立正佼成会ロサンゼルス教会道場で教会発足60周年記念式典が開催され、約150人が参加した。

花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養、60年の歩みを紹介する映像作品の上映に続き、女性会員(47)が体験説法。母親の再婚に反発し、義父を憎んできたが、母親の信仰に興味を持ち、来日して学林(本会の教育機関)に入って学ぶ中で、いつも自分を信じてくれていた義父の思いに気づき、わだかまりが消えた体験を発表した。現在、両親と同居し、夫婦で信仰の道を歩める喜びを語った。

祝辞を述べたティック・トン・ハイ師

講話に立った園浩一布教相談役は、周年式典では自身の信仰の原点を振り返ることが大切と説明。さらに、他者に尽くすことで自己中心性が利他心へと昇華され、「必ず仏になれる」と菩薩行の重要性を強調した。この後、ベトナム人僧侶のティック・トン・ハイ師が祝辞を述べた。