令和初の「お会式・一乗まつり」 笑顔を輝かせ7000人が力強く行進

参加者はそれぞれの思いを胸に、行進に臨んだ

参加した会員の声

千葉支教区(佐原教会)の男性(38)

千葉県を直撃した台風15号の影響で、千葉支教区による二度目の総合練習が中止になりました。本番への不安がありましたが、被災された方々に思いを寄せること、復興に向けて力を合わせる千葉の元気な姿を見て頂くことが私たちの役割との思いで臨みました。途中、隊列の前後でお囃子(はやし)の音がずれてしまう場面もありました。その時、音を合わせようとする一人ひとりの気持ちが伝わってきて、支え合える仲間がいることへの感謝が深まりました。仏さまが見守ってくださる――そう信じて心一つに行進できたと思います。

渋谷教会の女性(35)

昨年10月1日に入籍しました。初めて佼成会に触れた夫(33)も、教えの素晴らしさを実感してくれています。わが家へのご本尊勧請も、「夫婦の信仰として大事なことだ」と理解を示してくれました。行進当日は私が笛で、夫が大太鼓として参加させて頂きました。夫婦で思いやりのある生活を送れる有り難さと見守ってくださるサンガへの感謝をかみしめました。今後もご法を中心にした家庭を築いていきます。

水戸教会の男子小学生(12)

茨城支教区の女子マトイ班に入り、初めて大人のマトイを振りました。大人の中に入って緊張したけど、声援をたくさんもらって、頑張ろうと思いました。行進が終わった時、教会の方から、「参加してもらえて良かった」「ありがとう」と言ってもらい、人に喜ばれることができて、うれしくなりました。毎日の生活でも、人に喜んでもらえることをしていきたいと思いました。

大田教会の男性(57)

今年の夏に他界した万灯の仲間のお数珠を万灯にくくり付け、一緒に行進させて頂きました。万灯歴は20年以上、派手な担ぎ方で柳がすごく揺れて見栄えがよく、遠くからでも彼が担いでいるのだと分かりました。若手の育成に熱心で、参加者のほとんどが彼の後輩です。今日は、行進直前まで降っていた雨がやみ、青空が見えた時には、彼が見守ってくれていると感じました。後輩がここまで育ったのは彼のおかげ。後輩たちの今日の頑張りを、とても喜んでくれているでしょう。