酒井日慈・日蓮宗第51代管長の本葬儀 本会から川端理事長が参列

日蓮宗第51代管長、同宗大本山池上本門寺(東京・大田区)第八十二世貫首を務め、今年5月28日に世寿101歳で遷化した酒井日慈師の本葬儀が9月4日、同寺本殿で行われ、立正佼成会の川端健之理事長が参列した。

酒井師は大正8年生まれ。同宗妙玄山池上實相寺(同)住職、池上本門寺執事長を経て、平成3年から真間山弘法寺(千葉・市川市)貫首を務めた。12年、池上本門寺貫首として晋山。18年に同宗管長に就任した。このほか、「僧多聞」のペンネームで著作活動を行った。講演会などを通じ、宗派を超えて仏教の考え方を広く世に広める「南無の会」の事務局長も務めた。

本葬儀では、読経の後、大導師をつとめた同宗54代管長で池上本門寺貫首の菅野日彰師が歎徳文を読み上げた。