少年部、学生部の活動 各地で多彩に 本気で楽しむ みんなの夏

江戸川教会では、流しそうめんやスイカ割りなど、夏の風物詩を体験する催しを行った

夏休みに入り、今年も立正佼成会の全国の教会では、少年部、学生部の活動が活発に展開されている。

今年は、支教区主催の鼓笛フェスティバルに参加するほか、戦跡を訪ね、戦争の悲惨さやいのちの尊さを学ぶ平和学習会を実施する教会が多い。また、読書感想文の書き方講習会や、工作教室、さらに夏の風物詩を体験する行事など工夫を凝らした取り組みも行われる。

江戸川教会では7月28日、子供たちに夏の風情を味わってもらいたいと、教会道場で「観蓮会」を中心とした催しを実施。少年、学生部員ら311人が参加した。

同教会では平成22年から壮年部員が中心となって蓮を栽培しており、今年も「中尊寺蓮(泰衡蓮)」など13種類63鉢の蓮が開花した。

子供たちは、玄関先や3階バルコニーで桃色の花を咲かせる蓮を観賞した後、流しそうめんやスイカ割りを体験。会場は子供たちの歓声と笑顔であふれた。男子少年部員(8)は、「初めて流しそうめんを食べました。そうめんやフルーツがたくさん流れてくるのがとても楽しかった」と話した。