佼成学園中アメフット部「ロータス」 5年ぶり2度目のマリンボウル優勝で日本一に

アメリカンフットボールの中学日本一を決める「第8回マリンボウル東西交流戦」(日本中学生アメリカンフットボール協会主催)が7月20日、兵庫・神戸市の啓明学院中学グラウンドで行われた。3年ぶり3度目の出場となった佼成学園中学校「ロータス」(関東代表)は、初優勝を目指す池田ワイルドボアーズ(関西代表)と対戦。21対6で勝利し、5年ぶり2度目の優勝を果たした。

試合では、第2クオーターにロータスが3度のタッチダウンとフィールドゴールを決め、21点を獲得。その後、第4クオーターにタッチダウンを奪われたが、そのまま逃げ切った。

最優秀選手賞に選ばれた小林伸光主将(3年)は、「後半に体力が落ちて苦しかったですが、みんなで励まし合って勝利を手にすることができました」と喜びを語った。

東松宏昌監督は、「生徒たちは最後まで集中を切らすことなく、3年間で培った団結力を発揮してくれました。次の大会でも優勝できるように頑張りたいと思います」と選手たちの健闘をたたえた。

なお、優秀バックス賞に岡村裕選手(3年)、優秀ラインマン賞には忠重温大選手(3年)が選ばれた。

5年ぶり2度目の日本一に輝き、手でロータスの「L」を作って喜ぶ佼成学園の選手たち