【鶴岡教会】 教会発足60周年記念式典
『幸せのタスキを未来に繋(つな)ごう』をテーマに、立正佼成会鶴岡教会は6月16日、いろり火の里(山形・東田川郡三川町)で教会発足60周年記念式典を開催し、約600人が参加した。
花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、体験説法に立った漁師の男性会員(52)は、漁の事故で、九死に一生を得たことから生かされていることを自覚し、「支部壮年部長として相手に寄り添っていこう」と決意を新たにした体験を発表。今、夫婦で教会活動に取り組めている喜びを語った。
講話に立った酒井教雄元理事長は、「貪欲(とんよく)」「怒り」「愚痴」の三毒(貪=とん・瞋=じん・痴=ち)は不幸になる原因であると説明。嫌なことや困難なことにも心を乱されず、不平不満を言わずに、毎日を送る大切さを詳述した。
この後、曹洞宗龍澤山善寳寺の五十嵐卓三住職が祝辞を述べた。