「親子で取り組むゆめポッケ」キャンペーン始まる 8月31日まで

「親子で取り組むゆめポッケ」のキャンペーンが6月1日から始まった。

世界では、2017年末時点で、紛争や迫害から逃れ、故郷や家を追われた人が6850万人に上る。その半数が18歳未満の子供だという。

「親子で取り組むゆめポッケ」は、そうした子供たちを励まし、勇気づけるために、立正佼成会の小学生、中学生が手作りの布袋(ゆめポッケ)に文房具やおもちゃなどを詰め、各国におくる取り組み。8月31日までのキャンペーン期間中、家庭でいのちの尊さや平和について語り合いながらゆめポッケが作られる。

福井教会の学習会

キャンペーンに先立ち、福井教会は5月26日、「青年の日」の取り組みの一環として、教会道場で学習会を行った。少年部員、学生部員を中心に86人が参加した。

当日は、啓発用DVDやハンドブックを基に、取り組みの目的や配付される国・地域の現状を学んだ。この後、参加者はゆめポッケに添えるメッセージカードを作り、色画用紙にイラストやシールを装飾し、英語で「PEACE」「For You」などの文字を書き込んだ。

祖母、母と参加した少年部員(9)は「ゆめポッケをもらった子が喜んでくれるといいなと思い、花や女の子の絵を描きました」と話した。