【東京中央支教区】 教会発足60周年記念式典

5月19日、大聖堂(東京・杉並区)で立正佼成会東京中央支教区の教会発足60周年記念式典が開催され、6教会から約3800人が参集した。

式典は、各教会青年婦人部員・主任代表36人による、花や灯明などを供える奉献の儀、少年部員30人が「木鉦(もくしょう)のお役」をつとめた読経供養に続き、「お陰さま説法」が上映され、信仰によって救われた各教会代表6人の体験が紹介された。この中で、夫婦関係に悩んでいた男性会員(50)=渋谷教会=は、妻の気持ちに寄り添うことを心がけ、円満になれた喜びを語った。

次いで、講話に立った川端健之理事長は、法華経に示された人間の生き方を「四法成就」に沿って解説。その上で、「本当の幸せとは、人さまの幸せを願う美しい心の持ち主になることです」と強調した。その後、来賓を代表して東京消防庁救急部長で消防司監の森住敏光氏が祝辞を述べた。