オーガニック食材による料理を提供する「みなまるキッチン」
翌25日、参加者は5班に分かれて、環不知火プランニング、水俣病センター相思社、ガイアみなまた、国立水俣病総合研究センター、みなまるキッチンを訪問。水俣病の認定状況、調査・研究、オーガニック食材を生かした環境や地域再生の取り組みなどを学んだ。
全てのセミナーに参加した立正佼成会大田教会の学生(21)は、「水俣病の被害者と加害者が同じコミュニティーに同居する複雑な関係の中で、立場や肩書を超えた“人と人”として心から対話することで、和解のきっかけが見えてくることを学びました。これまでのセミナーで学んだ対話の大切さを胸に、まずは身近なところで人と人が出会う場づくりを心がけたい」と語った。
再生した水俣の海