【詳報】新潟・十日町市で第42回生誕地まつり 多くの会員が参加し市中行進 実行委員会には本会十日町教会も

新潟・十日町市名誉市民である立正佼成会の庭野日敬開祖の功績をたたえるとともに、全国各地からの来場者と市民が交流を深めて同市の振興・発展を図ることを目的に行われている「生誕地まつり」。同市観光協会、商工会議所、「庭野日敬師に学ぶ会」、本会十日町教会など20の地元団体や企業で組織する実行委員会が主催している。今年の「第42回生誕地まつり」は、台風25号の影響が心配され、全国からの参加が危ぶまれたが、10月6、7の両日、予定通りに開催された。今年の参集者は昨年よりも1000人多く、2日間で延べ約2万3000人に上った。

6日午後、十日町地域地場産業振興センター(クロステン)では同市市民と本会会員が親睦を深め、文化的交流を図る「ふるさと交流会」が行われた。

交流会であいさつする庭野会長

同市関係者、本会から庭野日鑛会長、教団役職者、32教会の会員ら262人が参加。交流会の冒頭、同まつり実行委員会の青柳安彦会長(十日町市観光協会会長)、関口芳史十日町市長、庭野会長があいさつに立ち、オープニングセレモニーとして鏡開きが行われた。また、参加者全員で「十日町小唄」を踊り、ひとときを楽しんだ。

同日夕には、菅沼・大池で「第30回大池灯籠流し」が実施され、市民や来賓、本会会員ら1629人が詰め掛けた。美佐島地区振興会の庭野信一会長のあいさつに続き、世界平和の実現、さらに各地で相次いだ自然災害の犠牲者の冥福と早期復興を祈り、参集者全員で黙とうを捧げた。この後、それぞれの祈りが記された灯籠が池の岸から中央に向かい次々と浮かべられた。新潟万代太鼓「光龍会」(新潟教会)の演奏の後、大池上空に花火が打ち上げられた。

菅沼・大池での灯籠流し

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