北海道地震 北海道支教区の各教会で会員の安否や生活状態の確認続く

液状化現象で道路が陥没した札幌市清田区(写真提供=本会北海道支教区)

9月6日午前3時7分、北海道南西部の胆振(いぶり)地方を震源とする地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュードは6.7と推測される。大規模な土砂崩れや家屋の倒壊などが各地で発生。多数の犠牲者が出ている。こうした事態を受け、教団本部と被災地を包括する北海道支教区の各教会では現在、被災情報の把握とともに会員の安否確認に当たっている。

6日未明に起きた地震では、厚真(あつま)町で震度7、安平(あびら)町とむかわ町で6強、千歳市で6弱、札幌市では5強を記録した。気象庁によると、北海道で最大震度7の地震は観測史上初で、国内では2016年の熊本地震に続き6例目となる。

北海道庁によると10日現在、土砂崩れなどによる死者は40人、負傷者は658人、学校や体育館などに2700人以上が避難している。道内全域で発生した停電は徐々に解消するとの見通しだが、電力需給の厳しさから政府は地域や時間を限定して計画停電を実施する可能性を示唆。交通網をはじめ水道などのライフラインの完全復旧にはなお時間がかかる見通しだ。

地震の被害を受けた札幌市清田区(写真提供=北海道支教区)

8日までに北海道支教区から教団本部に寄せられた情報によると、震源地に近い厚真町、安平町、むかわ町を包括する苫小牧教会では6日、梶田貢司教会長が厚真町、安平町の被災状況を視察。安平町に住む支部長宅を訪ね、建物の倒壊や人的被害が出ていないことを確認した。会員2人が避難のため教会に宿泊。翌7日から、教会長と教会幹部が、会員の安否確認のため包括区域内の各被災地を回っている。

また札幌市を包括する札幌、札幌北の両教会では、6日から教会長を中心に会員の安否確認を開始した。7日、岩壁宏至札幌教会長が、地盤の液状化で道路の陥没や住宅が傾くなどの被害が出ている同市清田区の会員宅を訪問。地域の被害状況を確認した。釧路、帯広、旭川、小樽、室蘭、函館の各教会でも、会員の安否や避難状況の確認が続けられている。

教会施設の被災については、札幌教会道場の天井数カ所にひびが入った程度で、建物自体に大きな損傷はない。このほか、道内各教会と地域道場の建物施設に大規模な被害は出ていない。