長年の食糧支援協力に対し 国連WFP協会から本会一食平和基金に感謝状

国連WFP協会の鈴木事務局長(右)から西次長に感謝状が手渡された

国連世界食糧計画(WFP)が行っている食糧支援に、長年にわたり協力してきたとして、このほど立正佼成会一食(いちじき)平和基金に対し、国連WFP協会から感謝状が贈呈された。同協会の鈴木邦夫事務局長が8月9日、法輪閣(東京・杉並区)を訪問。同基金運営委員を務める西由江習学部次長(青年ネットワークグループ)に感謝状を手渡した。


本会と同協会は30年近くにわたってパートナーシップを結び、2008年から協働でブータンの学校に給食を提供するプログラムを実施。子供たちの栄養改善と就学率の向上に努めてきた。

WFPによるブータンでの給食支援

当日、鈴木事務局長が同基金の支援に対し、謝意を表明した。その上で、長年、同協会の取り組みに賛同し、「青年の日」を中心に支援活動を行う本会の佐倉教会を1日に訪れ、感謝状を手渡したことを報告。「佼成会の信者さんだけでなく、街頭募金を通じて一般市民の方々へも支援の輪を広げて頂けることは、本当にありがたい」と語った。

これを受け、西次長は、「募金活動で皆さまからお預かりした浄財を、現地で活用してくださる人がいなければ、支援にはつながっていきません」と述べ、WFPの活動に敬意を表し、今後のさらなる協力を約束した。