庭野会長が身延山久遠寺を参拝 内野法主と懇談

内野法主と庭野会長(右)

立正佼成会の庭野日鑛会長は8月18日、日蓮宗総本山・身延山久遠寺(山梨・身延町)を訪れ、内野日総法主と懇談した。今年7月31日に就任した同寺の持田日勇総務(本山藻原寺貫首)、本会の熊野隆規時務部部長、瀬在快衣甲信支教区長が同席した。

水鳴楼で行われた懇談では冒頭、当日に仏殿で戦没者英霊施餓鬼法要が営まれたことが紹介された。これを受け、内野法主が、昭和20年の終戦間近に陸軍に召集され、苦しかった戦時中を振り返った。その上で、太平洋戦争開戦の日と釈尊が成道した日が共に12月8日であることを挙げ、仏教徒としてその意味合いを深く受けとめる大切さを示した。

水鳴楼で行われた懇談

持田総務も昭和20年3月の東京大空襲で母親と逃げ惑った少年期に触れ、黒焦げになった多くの犠牲者の姿を忘れることができないとし、「宗教者は祈りを捧げるとともに、行動を起こして平和に尽くしていかなければなりません」と語った。

その後、平和構築に話が及び、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)について尋ねられた庭野会長は、各国に委員会があり、諸宗教対話・協力が進められている状況を説明。「特に欧州では政府と連携が図られ、(平和に向けた)活動が進められている」と語り、国際的な取り組みを紹介した。このほか、懇談では、アジアの宗教協力、今年12月に解体工事が始まる普門館などが話題に上った。