新宗連青年会が戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典を開催

『私のことばで伝えたい』をテーマに、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)主催の「第53回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」が8月14日、東京・千代田区の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催された。加盟教団の会員、信徒ら約2000人が参列。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新日本宗教団体連合会=新宗連=理事)、川端健之理事長(同常務理事)が参列した。

1962年から行われている同式典は、教義や信条の違いを乗り越え、宗教協力の理念のもと、戦争犠牲者に慰霊の誠を捧げるとともに、絶対非戦と平和実現の誓いを新たにするもの。

献花する庭野光祥次代会長

式典の冒頭、主催者を代表し、宮口弘道新宗連青年会委員長(善隣教青年本部長)があいさつに立った。この中で、「平和への祈り」こそが平和活動の原点と述べた上で、アジア青年平和使節団や西日本豪雨(平成30年7月豪雨)災害の復興支援ボランティアの取り組みを紹介。全てのいのちを尊ぶ世界の実現に向け、誠心誠意努力することを誓った。

次いで、今年6月に就任した岡田光央新宗連理事長(崇教真光三代教え主)があいさつ。これまで加盟教団の青年たちが力を合わせて同式典を開催してきたことに謝意を表し、平和実現への宗教者、信仰者の役割を訴えた。

加盟教団の青年女子54人の献灯、新宗連青年会代表6人による折り鶴奉納に続き、教団別礼拝が行われた。本会からは柳田季巳江総務部次長(渉外グループ)が礼拝に立ち、哀悼の誠を捧げた。

この後、本会台東教会の男性(25)が「平和へのメッセージ」を発表。「戦争は二度と起こしてはいけないもの、人の中に本来ある優しさを奪ってしまうもの」と強調。戦争を止める方法は「相手を許すこと」とし、「まずは私から平和の心を広げていきたい」と表明した。

献灯に参加した板橋教会の女性(16)は「先日、『アジア高校生の翼』でフィリピンを訪れ、戦争の悲惨さを改めて実感しました。戦争があったことを忘れず、現地で感じた平和の大切さを身近な人たちに伝えていきたい」と感想を話した。