WCRP/RfP日本委「おうえんプロジェクト for くまもと」 12団体に計215万円を寄託

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は7月5日、「おうえんプロジェクト for くまもと」の2018年度支援先を発表した。

同プロジェクトは昨年1月、熊本地震の復興支援の一環として始動した。震災発生から2年以上が経過した熊本県では現在でも、障害者や傷病者、高齢者、妊産婦、乳幼児や子供、外国人など被災者の中でも特別な配慮を必要とする人に、行政や地域の支援が十分に行き届いていない状況が続いている。3期目となる今回は、地域で福祉の向上を目的に活動する12団体に計215万円を寄託する。

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このうち、熊本市で活動する熊本県手話サークル「わかぎ」熊本グループは、熊本地震で被災したろう者の体験を聞き取り、課題を抽出。災害時に求められる支援方法や手話のあり方を検討し、地域社会における手話サークルの活動などに関するシンポジウムを開催する。

宇城市のFSC復興支援センター「うきのわ」は、真宗大谷派の光照寺でボランティアを受け入れた経験をもとに、同寺や仮設住宅などで炊き出し体験や傾聴活動、夏祭りといったイベントを行っている。

熊本県以外では、福岡・糸島市の「コシラエルJAPAN」が、被災地域の仮設住宅やイベント、復興作業現場などにキッチンカーで訪問。福岡県で水揚げされた鮮魚や地元の食材を使い、フィッシュバーガーなどを提供する。

なお、同プロジェクトは今回で終了。3期にわたる支援では、復興イベントの開催や福祉支援活動、傾聴ボランティアなどを行う延べ41団体に総額約786万円が寄託された。