WCRP/RfP「第16回評議員会」 第9回ACRP大会の「構造・手続き委員会及び作業部会」に川端理事長を選任

評議員会であいさつに立つ杉谷WCRP/RfP日本委理事長

公益財団法人・世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の第16回評議員会が6月26日、京都・京都市東山区の浄土宗宗務庁で行われ、評議員6人と監事らが参加した。立正佼成会から同日本委会長(評議員会議長)の庭野日鑛会長が出席した。

評議員会では、平和の祈りが捧げられ、杉谷義純WCRP/RfP日本委理事長(天台宗・妙法院門跡門主)、受け入れの教団を代表して浄土宗の幸島正導人権同和室長(同日本委理事)、庭野会長があいさつ。議事に移り、第25回理事会を経て上程された「日本委員会人事」「平成29年度事業報告」「平成29年度決算報告」「アジア宗教者平和会議(ACRP)」「日韓宗教指導者交流」「日中宗教指導者交流」について審議され、それぞれ承認された。

このうち、ACRPに関しては、「第9回ACRP大会」が2020年10月に初めて日本(東京)で開催されることを受け、「構造・手続き委員会及び作業部会各部会」「人事委員会」の人選が決定した。構造・手続き委員会及び作業部会に、ACRP執行委員の川端健之同日本委理事(本会理事長)、人事委員会に國富敬二同日本委事務局長が選任された。

次いで、法人業務、国際事業、特別事業部門(タスクフォース)、常設機関(平和研究所、女性部会、青年部会)から報告がなされた。

この中で、今年8月下旬に本会第二団参会館、横浜普門館を拠点として開催される「サマーキャンプ2018」(主催・同日本委青年部会)の参加の呼び掛けがなされた。同キャンプでは、同日本委青年部会の活動に賛同する青年たちが、バスツアーを通じ、首都圏にあるさまざまな教団を訪問し学習、他宗教の理解を深めるほか、諸宗教対話・協力の活動や国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)の取り組みについて学ぶ予定となっている。

なお、評議員会に先立ち、参加者は浄土宗総本山知恩院の法然上人御堂(集会堂)を参拝した。