米朝首脳会談の成功を 世界のキリスト教会で祈り
6月12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談を前に、韓国の長老派教会(プレスビテリアン)と韓国キリスト教会協議会(NCCK=プロテスタント教会、正教、聖公会等)は同7日、会談の成功と朝鮮半島における和平を祈る集会を、ソウル市内で開催した。
この韓国のキリスト教諸教会の取り組みを支援するため、世界教会協議会(WCC)でもジュネーブ本部の礼拝堂で職員や仲間たちによる祈禱(きとう)会を実施。平昌冬季オリンピックで使われた南北統一旗をモチーフとする祈禱文のカードが配布された。また、米国キリスト教会協議会(NCCC―USA)は同日、首都ワシントンで「平和と外交の成功を祈る」集会を企画した。8日にWCCが発表したプレスリリースには、「世界の数百のキリスト教諸教会で7日、同様の取り組みが行われた」と伝えている。(宮平宏・本紙バチカン支局長)
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