第49回「青年の日」 世界平和を願い 全国各地で青年たちが社会貢献活動に
【清掃奉仕】
舞鶴教会は、『生かされ、生きるチカラ。天橋立を世界遺産に!』がテーマ。天橋立の清掃奉仕は今年で7年目になる。枯れ落ちた松の枝を集め、日本三景の一つと呼ばれる景観の保全に努めた。
世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つ「荒船風穴」(群馬・下仁田町)で周辺の除草作業を行ったのは高崎教会。「青年の日」の活動として初めて企画され、「荒船風穴」の保存活動に取り組む堀越教之常光寺住職から説明を受けた後、作業に取り組んだ。この日だけで90リットルポリ袋で10袋分の雑草を除去した。
仲間と共に汗を流した大学生(19)は、「除草作業を通して地元の歴史に興味が深まりました。文化財の保護が平和につながることを知りました」とさわやかに語った。