熊本地震から2年 「熊本地震被災者大法要」を営み、「復興イベント2018」開催
一新校区第11町自治会長 田代信之氏
震災当時を振り返ると、立正佼成会の皆さまの対応は実に迅速でした。
震度7を観測した「本震」は、一昨年4月16日未明に起こりました。ガスや水道などライフラインが断たれ、携帯電話もつながらない状況の中、私たちは着の身着のまま家を飛び出しました。
そんな中、冷静沈着に一軒一軒を訪ね歩き避難を呼び掛けてくれる青年がいました。その方は身の安全を第一に考え、発生直後から地域住民に熊本教会へ避難するよう呼び掛けてくださったのです。当時、道場の近くの避難所は人であふれ、救援物資も十分に行き渡らず混乱しました。その青年がとっさに判断してくれたおかげさまで、どれほど多くの住民が救われたか分かりません。道場には多い時で200人がお世話になりましたが、会員の皆さまの温かいご支援には感謝しても感謝し尽くせません。
被災地は復興に向けて、一歩ずつ前進しています。これからも佼成会の皆さまと力を合わせながら、日頃から支え合える地域コミュニティーづくりを進めていきたいと思っています。
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