庭野会長 熊野本宮大社へ 九鬼宮司と懇談し正式参拝

庭野日鑛会長は3月26日午後、和歌山・田辺市の熊野本宮大社に参拝した。上田真佐江和歌山教会長が随行した。

熊野本宮大社は、熊野速玉大社、熊野那智大社と並ぶ熊野三山の中心で、全国に3000以上ある熊野神社の総本宮。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神とし、『皇年代略記』『神社縁起』によると崇神天皇六十五年(紀元前33年)の創建とされる。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。

庭野会長は、社務所内で九鬼家隆宮司と懇談。先代の九鬼宗隆宮司が平成8年に立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、庭野会長と面会した模様などが語り合われた。九鬼宮司は同大社が本年、創建二千五十年を迎えることを紹介し、神仏習合の歴史などについて述べた。

この後、庭野会長は、拝殿に正式参拝。さらに九鬼宮司の案内で、本殿に参拝し、玉串を奉奠(ほうてん)した。