「黒住教七代教主就任ご挨拶のつどい」 本会から庭野会長、川端理事長が出席

つどいで挨拶に立つ黒住宗道七代教主

黒住教(本部・岡山市)の七代教主に就任した黒住宗道師の「就任ご挨拶のつどい」が11月28日、岡山市内のホテルで行われた。宗教をはじめ行政や経済、報道機関など各界からの招待者約580人が参加。立正佼成会から庭野日鑛会長、川端健之理事長が出席した。

宗道師は成蹊大学を卒業し、ロンドン大学大学院を修了。平成12年に副教主に就いた。

父で、六代教主の宗晴師(現・名誉教主)が満80歳を迎えた今年9月18日、黒住教本部で「教主継承式」が行われ、宗道師が七代教主に就任した。立教から203年の教団史上、「教主が元気な中に次代に『教主』職を継承するのは初めてのこと」になる。宗道師は諸宗教協力にも尽力。現在、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会理事を務める。

同つどいでは、宗道師が挨拶に立ち、「伝統が非常に難しい時代になっています。言葉にして伝えようと努力しないと伝わらない最たる世界に、私どもは身を置かせて頂いています。お互いの孝を重んじ、互いをおもんぱかって、社会を受け継ぎ、築いていく。今まで重んじてきた世界をしっかり伝えていかなければなりません」と決意を表した。

祝辞を述べる田中・神社本庁総長

続く祝辞では、神社本庁の田中恆清総長(石清水八幡宮宮司)、天台宗妙法院門跡の杉谷義純門主(WCRP/RfP日本委員会理事長)、米ハーバード大学のヘレン・ハーデカ教授が登壇。それぞれが黒住教との交流や宗道師との親交を紹介し、祝意を伝えた。

また、自治体の首長や宗教者、研究者による来賓スピーチも行われ、最後に宗晴名誉教主が謝辞に立った。この中で、伊勢神宮奉仕会により「木遣り」が披露された。

当日は、教主継承の告諭や60人の識者の祝辞が掲載された『祝賀記念誌』が、全招待者に贈呈された。

黒住七代教主と握手を交わす庭野会長

同誌には庭野会長も祝辞を寄せ、東日本大震災や熊本地震の復興支援での献身に触れながら、「宗道教主様は、自らが『お日様』『御陽気』の役割を果たされ、場が和み、明るくなるような言動、柔らかく自在な発想は、天下一品と申せます」とその人柄をたたえている。